近所の本屋でお試し冊子みたいなものが置いてあったので、読んでみた。薄かったので、気がつくと全部一気に読み終えていた。
「死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい!!……よし、死にたいも10回言えば4回目あたりから言葉が形骸化するな」
わかるわかる(笑)
「全部あたしに言わせやがった! どんだけ受身なんだ! 絶対好きって言わせてやる!」
うーん、心がざわざわする。これはたぶんいい感じの刺激じゃない。でも、半月も前なら絶対確実に落ち込んでた。すこしは前向きになれてるらしい。彼と彼と彼女たちに感謝。
ナントカペディアで調べたら、主人公は29歳の派遣社員らしい。僕が彼の年齢に追いつくまで4年もある、もしくは4年しかない。
作者の絵、どっかで見たことあるな、と思ってたら、マガジンで「3.3.7ビョーシ」とか「トッキュー」を書いてた人だった。どおりで。女の子がかわいいんで好きな絵柄だった、確か。
「モテキ」なんて最近のはやりワードを使ってるけど、内容自体はわりとオーソドックスな「底辺男子」を描いたものだった印象を受けた。需要はあるんだと実感した。需要はあるんだ! 文章や描写を表面的に異質化するよりかは、オーソドックスなものを丁寧に書いていったほうがおもしろいものは出来上がるのかも。
藤子F不二雄、「卒なくこなす人間優等生よりも、殻に閉じこもってる落ちこぼれの漫画を読みたい」。たぶん藤子F不二雄が言おうとしたことは現代では通用しないんだろうし、僕の理解とも違うんだろうけど、とくにこの言葉だけを取り出しては繰り返し繰り返し思い出してます。教えてくれてありがとう。
でも、先行作品が出ると後発は大変だろうな、とか、こういうのはやったもん勝ちかな、とも思ってしまうのだけれど(苦)。