
前から欲しかった携帯(L-04B)が機種変更500円だというので、晴れていたこともあり、自転車で出かけることを唐突に思いつく。相変わらずの容赦無い向かい風のなか、新潟でいちばん大きいと言われるショッピングモールにたどり着いた。
予想していなかったわけではないが、すごい人の賑わい。その中を一人、リュックを背負ったむさぼらしい26歳男が行く。世は並べてことも無し、だ。ときどき、僕と同じ一人で歩いている人とすれ違う。彼らのそれぞれの事情が気になる。最近、街中でかわいい女の子よりもこういう人たちに意識を割かれることが多くなった。
ブラックとレッドのツートンが狙いだったが、あいにく売り切れ。ホワイトとブラックを購入することに。500円の価格は「当社指定OP加入」が条件とのことで、iチャネルとiコンシェルとオプションパックとゆうゆうコールに同時加入。販売員の方、「初回30日間は無料なんで、すぐに外してもらえれば料金かかりませんよ」と案内。それなら大人しく最初からその値段で売ればいいものを、まあ、仕事柄なんとなく事情はわかる。ちなみにOPすべてすでにネット上で解約済み。
回線開通テスト、その他事務手続きが終わるまでの時間、モール内にあった中華料理屋で天津麺を食べた。厨房にいる二人のおっちゃんの滑舌が悪い。よくよく聴いているとお互い中国語で会話している。ぜっっったい関係ないはずなのに、それだけで本格的のような気がしておいしく感じられた。

携帯を買った帰りは、こんな感じでいろんなところうろちょろしていった。ブックオフでイニシャルD買ったり、家電量販店で液晶保護シール見たり、パチンコに寄ったり、カップ麺とお菓子買いだめしたり。「いやー、いい一日だった」っていう、虚しさすら漂う一日だったけど、ずっと、考えていたさ。
鬱々としたつぶやきをネット上に頻繁に発信する某友人と久しぶりに昨日電話で話した。
さぞかし凹んでいるんだろう、色んなことがうまくいってないんだろうと思って、僕の方からいろいろ話した。答え方といい、相も変わらず彼特有のニヒリズムに満ち溢れていたけど、話が進んで、彼の近況を聞いてみると、まあ馬鹿らしいこと。彼は言下に否定したが、思ったよりも充実している。
それで、腹立ってきた。
彼は、そんな比較的幸福そうな生活を送っておきながら周りに甘えて痛々しいつぶやきを繰り返していたのか? そして、そんな痛々しい甘えにつきあってくれたり甘えさせてくれたりする人が周りにいっぱいいるんだ。いやもう笑うしかないね。
おれの基準が低いのか? 彼のような生活でそんなに鬱々とするんだったら、僕はとっくに悶死してなきゃいけないじゃないか。
不幸自慢とか、自身のクズっぷりを競いあう気は毛頭無いけど、ごめん、なんかおれ勘違いしてた。自分って、少しは恵まれているほうだと思ってたんだ。
書いてたら余計に腹が立ってくる。このまま死んでなるものか。