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男性
誕生日:
1985/01/15
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 チェーンに油も挿したし、体力的にも若干余裕があったから、当初の予定どおり笹川流れまで行くこともできたかもしれない。ただ同行者が、わがままだけれど、と前置きしたうえで「ピアノを弾きたいから早めに帰りたい」と言い出したので、食べ終わるとすぐに自転車を漕ぎ出して南下することにした。時刻は午後4時前。

 村上まで来る途中、自転車を漕ぎながらずっと考えていたことがあったので、帰り道は楽しみにしていた。昼を越して風向きが変わることを心配してはいたけれど、その悪い予感は外れて、風向きは午前中のままだった。つまり、帰りは完全なる追い風の中を走ることができたのだ。
 ここぞとばかりに僕らは、行きには避けていた海岸線の道(国道345号および113号線)を選択した。
 楽しい楽しい。チェーンもわずかの音しか立てず、何も道行きを遮るものが無い。完全に後方からの風になると風の音すらしなくなる。あまりに楽しくて、ちょうど夕日が沈む時間帯だったのに写真を撮るのを忘れていたくらいだった。同行者のサイクルコンピュータによれば、海岸沿いを走っているあいだ平均時速38kmを記録していたそうだ(ちなみに行きは全行程おおよそ18km/hだった)。

 海岸沿いをずうっと南下し、松林の道を走っているといつの間にか周囲が真っ暗闇に包まれていた。自転車もライトの明かりはあるけれど、対向車の強いライトに照らされると路面の状態がまったくわからなくなり危険(なにしろスピードが出ている)なので、中条あたりまで行ったところでやはり高架沿いの道が交通量が少なくて走りやすいという結論に達する。最初は高速道路沿いを行ったが、新発田からは国道7号線も高架化するので、いつ砂利道になるかわからない高速沿いよりも安心できるという理由で乗り換えた。

 途中で僕のライトが電池切れを起こし、ケーズデンキで単4電池を買ったり、時折来る対向車のハイビームを自転車ライトでパッシングすることによってロービームにさせたりしながら、午後8時半ごろ、新潟へようやく帰ってきた。
 自転車を漕ぐとすぐに腹を減らす同行者と一緒に自宅の近くのとんかつ屋へ行き、思う存分注文する。
フォト
 すごく豪勢。村上牛より安く、うまく、ご飯と味噌汁おかわり自由。食事はやっぱりこうでなくてはいけない。
 ゆっくりしすぎると満腹感でそのまま眠ってしまいそうだったので、早めに解散した。ちなみに同行者もピアノはとうに諦めていたようだ。
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